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LEAFで使っている木材とその特徴


リーフといえば天然木の木を使った家具・キッチンです!

天然木の家具についてあまり知らないという方に、天然木について少しお話したいなと思います。

家具に使われる木材として代表的な無垢、突板、プリント合板みなさん聞かれたことはありますか?

木に見えて本当は木じゃない家具って世にたくさんあります。

いわば木目調などと呼ばれるものですね!

まずは各特徴やメリット・デメリットをお話したいと思います。

プリント合板⇨木目柄を印刷したシートを合板などに張り付けたもの

〖 メリット 〗

・お手ごろな価格

・反ったり、変形する事がない

〖 デメリット 〗

・木目の見た目や質感が、本物の木の質感には劣る

・傷がつくと下地の板が見えてしまう

・年月が経つとシートが剝がれてきたり、劣化してくることもある

突板⇨0.2mmくらいに薄くスライスした木材を、ベニヤ板や合板などに張り付けたもの

〖 メリット 〗

・木の質感が一目だけでは無垢の家具と見分けがつかないくらいリアルに表現されている

・無垢よりも価格が抑えられる

・合板に張り付けているため、反ったり割れたりすることがないこと

〖 デメリット 〗

・表面だけが本物の木なので、傷がつくと下地の板が見えてしまう

・メンテナンスができる(表面だけが木なので削りすぎないように注意する必要あり)

無垢⇨丸太から切り出したままの木材

〖 メリット 〗

・“木”そのものの風合いが感じられること

・肌触りが良いこと

・年月が経つごとに色合いに変化が出る(経年変化)を楽しむことができる

・メンテナンスが簡単(表面を削ることで、傷や汚れを落とすことができる)

・何十年も使うことができる

〖 デメリット 〗

・反ったり、割れたりする可能性がある

・木そのものを使うため、価格が高くなりがちである

それぞれ良いところ、悪いところはありますが、リーフでは無垢と突板を仕様しています。

ほとんどのものが、本体側面や中身には突板を扉や天板には無垢板を使用しています。

というのも、リーフの家具は、

母から子へ10年、20年とお使いいただけるように国内の家具職人が

一つ一つ丹精込めてお造りしています。

使い捨てることなく、永く引き継がれる家具でるよう、狂いが生じては困る本体部分には突板を、

良く見え、汚れや傷ができやすい部分にはメンテンナンスや味になっていく無垢板を採用しています。

実際、当店でダイニングテーブルをご購入いただいたお客様かたメンテナンス依頼があり

テーブルの表面を研磨、オイルを塗り直すことで、新品同様に生まれ変わり喜んでいただくことも

しばしば。

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天然木は確かに高価でしかも反ったり染みが出来てしまう…などのデメリットもありますが、

ご自身でメンテナンスしたり、経年変化を楽しむことで

最初が一番ピカピカ綺麗な家具ではなく、使い込んでご自身で大切に育ててより色艶を増し素敵な家具

にしていける、そんな家具です。

子供につけられた傷や歯形も、最初こそ『高かったのに!!』と怒りものですが、

年月が経つとそれはそれで愛着があり、愛おしいものになります。

毎日触れるものだから、からだに優しく温もりのあるものを届けたい…

そんな想いを天然木の家具・キッチンに込めてお作りしております。

そんなリーフて取り扱いしている天然木の木は以下の4つです。

オーク

・日本では“ナラ材”と呼ばれ、虎斑(とらふ)と呼ばれる美しい木目が特徴。

・重厚感があり耐久性も高いうえに、加工しやすく、古くから親しまれている。

・ナチュラルな雰囲気から高級なアンティーク家具にもよく使用されている木材。

・経年変化で、白色から少しずつ黄色味を帯びてくる。

・共に過ごす時間が長ければこそ味わうことのできる自然が創り出したナチュラルカラー。


ホワイトオークとレッドオークの違いについて

ホワイトオークは、淡い黄色から黄褐色で、美しい木目を活かしたナチュラルテイストな家具の材料に適した木材。また、高い耐水性を誇ることから液体の保管に適しており、ワインやウイスキー、シェリー酒、バーボンなどの熟成樽に使われている。

レッドオークは、赤みがかった色とハッキリとした木目が特徴で、力強い見た目を活かした重厚な家具・インテリアに適した木材。また、ホワイトオークより柔らかいため、加工しやすい。しかし、水への耐久性はなく浸透性の良いので水回りへの使用は適していない。主に高い強度を活かして家具や床材・建材に利用され、スライスして化粧板に加工されることもある。


ウォールナット

・色は深みがある濃い褐色で、落ち着いた高級感のあるインテリアによく合う。

・重く硬いため丈夫で、なおかつ加工しやすく狂いが生じにくい“強靭さ“。

・色々な素材との組み合わせを楽しめる万能さも魅力の一つ。

・他の木材に比べ価格は高く、マホガニー、チークとともに世界三大銘木といわれている。

・経年変化で、明るい色へと変化する。

・環境の違いや個体によって差がありますが、ゆっくり変化する家具で、私たちと同じように、時を重ね、味わい深くなっていく。

ブラックチェリー

・世界的に人気が高く、水にも強く耐久性にも優れている。

・また加工性や安定性も優れていることから古くから高級家具材として利用。

・主に北米の北東部に生育する樹で、「アメリカンブラックチェリー」とも呼ばれている。

・木目は比較的おとなしく、緻密な木肌を持ち、表面の仕上がりは艶やかでなめらか。

・肌触りも良いことから、フローリングに使われることも多い。

・経年変化も大きく、初めは白に近い淡い紅褐色のものが、時間の経過につれ赤みがかった濃い紅褐色となり、艶も増して独特な風合いとなる。

カバ桜

・木目は美しく、節が少ない。

・ほどよい光沢感もあり、上品な見た目で、淡いピンク色や淡いクリーム色。

・経年変化は、それほど大きくは変わらず、次第にほんのりと落ち着いた深みのある色に。

したいお部屋の雰囲気などに合わせて材質を選んだり

床の色を配慮して考えらる方も結構多いです。

それぞれの木で雰囲気もガラッと変わります。

ぜひ、お家のインテリアに天然木インテリアを加えてみてはいかがでしょうか。