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オーダーカウンター下収納
「家具から始める家づくり」リーフの猪倉です。
今日も、昨日に引き続き、家具のお話。
リーフでは基本、ほとんどの家具をお客様からの要望に従って図面を書き、国内の家具工場で職人さん達の手により一品一品作ってもらってます。
そんな融通を発揮できる家具の一つが、今回ご紹介する
「カウンター下収納」
便利なようで実は? キッチン腰壁カウンター
いつのころからか、新築戸建て住宅やマンションのキッチンに付けられることが多くなったキッチン腰壁についているカウンター。
当初は
「ここで、簡単なお茶とか朝食などが採れる」
とか
「配膳に便利」
とかいううたい文句で採用されているわけですが、住み始めて多くの方が
「思ったより不便」
「カウンター下の空間が生かせない」
「もっと、収納スペースが欲しい」
という不満に変わってしまいます。
ということで、弊社では従来からもこのカウンター下収納のご注文が大変多いのです。
今回は、とある現場での取り付け作業をご紹介します。
新築戸建て住宅に付けられていた腰壁カウンター
今回ご依頼のあったお客様のキッチン。
キッチンの背面に腰壁をたて、そこにカウンターが取り付けられている、今でも大変良く見受けられるパターンです。
ところが、このカウンターが案外使いにくく、収納棚を置こうにも、支え木が邪魔になって何も置けない。
ということで、カウンター下収納のご依頼がありました。
幾度か打合せを重ね、できたのがこちら。
上部は手前に倒れ、ガラス戸にして内部の収納が良く見えるようにし、下は両開きの収納を2か所とっています。かなりの収納力アップですし、なによりも、天然木オイル仕上のブラックチェリー無垢板の質感がお部屋に色どりを添えてくれます。
まずは解体作業から。
取付けられていたカウンター天板を丁寧に取り外します。
コンセントもいったん取り外しますが、後で収納家具の内部に取付。
作業のしやすいように、開き扉は全て外して取付作業を行います。
新しく作った天板とサイドパネルとで既存の腰壁を綺麗に覆うので見た目もすっきり!
キッチン側から見ても、まるで最初からこのように作っていたかのようで全然違和感がありません。
こんな感じで、ぴたりと納まりました。
カウンター下収納はいろんな作り方があり、天板の下に支え木がない場合だと、その天板を残したまま下部のキャビネットだけ製作して取り付けることもでき、よりコストもお安く済みます。
このほかにも、すでにある作り付け収納の扉だけ変えたり、天板だけ変えたり、窓枠にカバー付けたりといろいろな方法で、今のお住まいを天然木にプチリフォームすることができます。
是非、ご参考に!
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株式会社 リーフ 代表取締役 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
Facebook https://www.facebook.com/atsushi.ikura
株式会社リーフ
(シャルドネ大阪南港・アールプラスハウス大阪南港)
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