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キッチン収納についてまとめてみました
キッチンやキッチンカウンター(背面収納)、ウォールキャビネット(吊り戸棚)の収納方法についてまとめてみました。ぜひ、参考にしてみてください。
目次
✔︎ キッチンの選び方について
扉の種類とメリット・デメリット
キッチンやキッチンカウンター、ウォールキャビネットの引き出しの収納のメリットとデメリットをご紹介。
■引き出し収納タイプ(キッチン、キッチンカウンター)
☺︎引き出し収納タイプのメリット
・モノを出し入れしやすく、収納しているモノが見やすい
引き出し収納タイプは、モノを楽に出し入れでき、家事効率も上がります。キッチンでは立って作業することがほとんど、引き出し収納タイプだとしゃがみ込んだりしなくても上に持ち上げて取り出すことができ、身体への負担も軽減します。引き出しによって、しゃがみ込むタイプもございます。また、引き出しを引き出せば、収納したモノが一目瞭然、立ったまま引き出しの中を見渡せます。
☹︎引き出し収納タイプのデメリット
・通路にスペースが必要で、収納はデッドスペースができやすい
引き出し収納タイプは、キャビネットの前にある程度のスペースがないと、最大限引き出した際に通路が狭くなったり、後ろにぶつかってしまったりすることもございます。特に2列型のキッチンは、十分なスペースを確保することをおすすめします。また、深い引き出しは大型の鍋や深めのボウルなどが収納でき便利ですが、高さの無いモノを一緒に収納するとデッドスペースになりやすいです。高さのないフライパンやふたなどは、スタンドを使用し、立てて収納すると収納スペースを有効活用できるようになり、取り出しやすくなります。
■両開き戸収納タイプ(キッチン、キッチンカウンター、ウォールキャビネット)
☺︎両開き戸収納タイプのメリット
・可動式の棚板で調節ができる
開き戸タイプで、棚板が可動式の場合は、収納するモノに合わせて棚板を調節することができ、デッドスペースを減らすことができます。ただし、可動式の棚板ではないものもございますので、購入前に確認しておきましょう。
☹︎両開き戸収納タイプのデメリット
・奥のモノは取り出しにくい
開き戸タイプの収納は、奥にしまったモノを取り出すとき、手前のモノをどける必要があります。スライド式のラックや取手付きのケースを使って収納することをおすすめします。また、取り出す際にしゃがみ込んで取り出す動作が必要になります。
■ゴミ箱収納/オープンタイプ(キッチン、キッチンカウンター)
☺︎ゴミ箱/オープン収納タイプのメリット
・見た目がすっきりみえる
ゴミ箱の置き場を固定できるので、動線が確保でき使いやすさがアップし、キッチンの周辺を通る際にゴミ箱が邪魔にならず、すっきり見えます。
☹︎ゴミ箱/オープン収納タイプのデメリット
・収納量が減る
ゴミ箱を収納する分、他のものが収納できません。また、キッチンカウンターに合うサイズや色のゴミ箱を探す必要もあります。また、食品とゴミを近くに収納することになるので衛生面が気になる方は、おすすめできません。
■スライドトレー/調理家電収納タイプ(キッチンカウンター)
☺︎スライドトレー/調理家電収納タイプのメリット
・蒸気や熱が発生する家電が収納できる
蒸気や熱が発生する家電を使う時は棚を引き出して使えるので収納内部が劣化しにくいです。使わない時はキッチンカウンターに収納でき省スペースですみます。
☹︎スライドトレー/調理家電収納タイプのデメリット
・蒸気や熱が発生する家電を使う時は棚を引き出して使わないといけない
引き出して蒸気を逃がせるメリットがある反面、使用時は引き出したままの状態になりますので通路が狭くなり移動の妨げになってしまうこともあります。
■引き戸収納タイプ(ウォールキャビネット)
☺︎引き戸収納タイプのメリット
・スムーズに取り出せる
調理作業中の動線確保や幅を取らないスムーズな取り出しを優先するならスライド式の「引き戸」がおすすめです。スッキリとしたデザインで天井までの全面扉など、たっぷりと収まる壁面収納にも利用されています。
☹︎引き戸収納タイプのデメリット
・真ん中の食器が取り出しにくい
引き戸タイプは開き戸のように戸が全開しないため、引き戸を左右どちらかに寄せて食器を出し入れする必要があり、棚の中央部分が戸で塞がりやすく、取り出す際に少し手間を感じるかもしれません。
キッチンの選び方
1.メーカーの既製品
メーカー製のキッチンの場合、ショールームに行けばキッチンの体験でき、最新技術が詰め込まれた便利な設備やパーツなどを選ぶことができます。組み合わせて選ぶだけでキッチンが完成するのもメリットです。また、扉や色、引き出しなどのバリュエーションが豊富で、価格はグレードによって変わってきます。
2.オーダーキッチンや造作キッチン
サイズや色、引き出しなどをこだわりたい方は、オーダーや造作キッチンがおすすめ。既製品だとサイズがきまっていたりしますが、オーダーキッチンや造作キッチンだとミリ単位で合わせることができます。ただし、メーカーや家具屋の既製品よりも価格は高く、納期も長くなることがあります。
キッチン収納、どこになに入れる?
1.コンロ横の引き出し
コンロ横の引き出しには、調味料や調理グッズ、キッチンの掃除アイテムを入れることをおすすめ!調味料は、100均などで購入できるケースに入れれば綺麗に収まります(蓋にラベルを付けることもおすすめで、一目で何が入っているか分かります)。また、仕切りポケットや仕切り板を使うと袋のままの調味料も倒れず、取り出しやすくなります。
2.コンロ下の引き出し
フライパンや火にかけて使う調味料(油、醤油、酒、みりんなど)を入れることをおすすめ!100均などで購入できるファイルボックスを活用して、フライパンを立てて収納するとスペースを取らずスムーズに取り出せます。
3.作業スペース下の引き出し(上段)
お箸やスプーン、ナイフ、フォークなどのカトラリー類や普段使うキッチンツールを小分けのボックスに分けて収納。小分けにすることで取りやすく、パッと見るだけでどこになにを置いているのかが分かります。
4.作業スペース下の引き出し(中段)
たまにしか使わないキッチンツール、お弁当グッズ、ボウルや保存容器、粉物や乾物など調理に使う食品を収納。作業スペース下の引き出しは、キッチンによって高さや幅はバラバラですよね。そんなときは、無印良品のポリプロピレンメイクボックスを使えば、サイズが豊富なので引き出しの高さに合わせて収納できます。
5.作業スペース下の引き出し(下段)
缶詰などストック食品や使用頻度の低い調味料、水、掃除アイテムなどを収納。下段引き出しはしゃがんで取り出すことが多いので使用頻度の低いものを下段引き出しに収納することが良いです。100均などで購入できるファイルボックスやブックエンドを活用すれば倒れにくくなります。
6.シンク下の引き出し
水まわりで使うものを入れることをおすすめ!ゴミ袋やキッチンペーパー、洗剤、キッチンネットを収納しておくと便利です。調理器具は、最初に水を入れて調理するお鍋やパスタ鍋をシンク下に収納すれば動線が短くなります。
7.その他
他にも、グリルがない場合①の引き出しは収納幅が広がり収納量up(ただしメーカーによっては収納スペースにできない機器もあります)。食洗機がない場合➂④⑤の引き出しも収納幅が広がり収納量upします。海外製の食洗機は深型なので対応できませんが、国産の食洗機で浅型のタイプ場合は食洗機の下に収納をつけて収納を増やすことができる食洗機もございます。また、シンク下をオープンタイプにすればゴミ箱収納に、コンロ下やシンク下に台輪引き出しをつければ重たいお皿やホットプレートなどを収納できます。
キッチンおすすめの収納用品
■100円ショップ
・プルアウトボックストール
水切りネットやメラミンスポンジ、輪ゴムなど入れたものが取り出しやすいボックス。
・プルアウトボックスロング
種類の多いポリ袋やポリ手袋などの収納におすすめのボックス。
・ファイルボックス / A4ファイルスタンド
フライパンを立てて収納でき、スペースを取らずスムーズに出し入れができるファイルスタンド。
・積み重ね収納ボックス
積み重ね収納ボックスのシリーズで積み重ね可能、サイズが豊富な収納ボックス。仕切り付き、フタ付き、深型、浅型、スクエア、トレー、ペンスタンド、小物入れから選べます。
■ニトリ
・整理トレー Nブラン(ホワイト、ブラック)
整理整頓に最適。3種類のサイズ展開で引き出し大きさに合わせた組み合わせができる整理トレー。S、M、Lから選べます。
・整理バスケット Nブラン(サイズ:S、M カラー:ホワイト)
シリーズで積み重ね可能、引き出し上部が有効に使える整理バスケット。
・プレートスタンド Nブラン
使いたい小皿をさっと取り出せる、直径12cmまでの小皿を立てて収納できるプレートスタンド。小皿用、大皿用から選べます。
■無印良品
・ポリプロピレン収納ラック
積み重ねができ、サイズも豊富、シンク下などの隙間にきれいに整理できるオープン型収納ラック。薄型、深型、大深型から選べます。
・ポリプロピレンメイクボックス
サイズが豊富でいろいろな場所に使えるポリプロピレンメイクボックス。
■山崎実業 tower (タワー)
・伸縮スライド式 カトラリー(ホワイト、ブラック)
作業スペース上段におすすめ!伸縮式で引出しサイズに合わせて調整できるカトラリートレー。
・シンク下伸縮キッチンラック(ホワイト、ブラック)
コンロ下やシンク下の余っているスペースを有効活用出来る伸縮ラック。
・シンク下 伸縮鍋蓋 & フライパンスタンド(ホワイト、ブラック)
伸縮できるからシンク下のスペースに合わせてピッタリフィットするフライパン&鍋蓋スタンド。
・シンク下仕切り付きワイドラック(ホワイト、ブラック)
シンク下の引き出し前板の裏側に置いてキッチンツールなどを収納できるラック。
■その他おすすめキッチン収納用品
・カインズ:ブックスタンド(オフホワイト)
本やファイルを縦横自由に収納できるブックスタンドで、フライパンを立てて収納。
キッチン番外編!システムキッチンの収納
■LIXIL(リクシル):斜めに傾く扉で楽にパッと収納
斜めに傾く扉がポイント!扉が傾くことで見渡しやすく、よく使う道具が立ち位置を変えずに取り出せるので、スムーズに作業できます。
■パナソニック:立てて収納
「一目ですぐ見つかる」「ラクに取り出せる」「スムーズにしまえる」スタンドイン収納。 ラクな姿勢でサッと取り出せて、使った後も定位置に立ててすっきり収納できます。
■クリナップ:ポケットを活用した立体収納
シンク下引出部の上にツールポケットとスライドボックスを。手前のツールポケットは出番の多い道具、次に使用頻度が高いものはスライドボックスに収納。引き出し内を立体的に使うことで、効率性を突き詰めた収納方法を取り入れたシステムキッチンです。
■TOTO:手元にこだわるたっぷりラクラク収納
使いたいものがサッと取り出せる大容量の収納を、手の届きやすいところにぎゅっとまとめました。小さな調理道具や調味料もすっきり整理整頓できて、調理中の動作がスムーズに行えます。
■トクラス:キャビネットだけじゃない浮かせる収納
ハイバックにしたカウンターにハンガーアイテムをつけて、浮かせる収納を取り入れ、キッチングッズを直置きしないから、お手入れもスムーズで広い調理スペースが確保できます。調味料も鍋フタも水切りカゴも、吊るすことでカウンターから浮かせることができます。
キッチンカウンターと背面キッチンカウンター
■キッチンカウンターとは
キッチンとダイニングやリビングの間に位置する収納スペース。キッチンとダイニングの間にカウンター(腰壁)があるものや、キッチンとカウンターが一体型になっているものがあります。
■キッチンの背面カウンターとは
キッチン(コンロやシンクなどの作業スペース)に立った時に自分の背中側に位置する収納スペース。壁全面収納(据え付け)や置き型の収納、吊り戸棚があります。
キッチンカウンターの選び方
1.メーカーの既製品
システムキッチンと揃えたいならたメーカーの既製品がおすすめ。システムキッチンと揃えれば統一感のある空間にできます。メーカー製の場合、扉や色、引き出しなどバリュエーションが豊富で、価格はグレードによって変わってきます。また、市販のキッチンカウンターのような据え置き型ではなく、壁に直接ビス固定するタイプが多いため、地震で倒れる心配は軽減されます。
2.家具屋の家具
ダイニング家具と揃えるなら家具屋など市販のキッチンカウンターがおすすめ。置き型の家具がほどんどなので引っ越しする際にも、引き続き使うことができます。また、既製品なので、オーダーや造作収納より価格は安く抑えられることが多いです。
3.オーダーや造作収納
サイズや色、引き出しなどをこだわりたい方はオーダーや造作収納がおすすめ。既製品だサイズがきまっていたりしますが、オーダーや造作収納だとミリ単位で合わせることができます。オーダーや造作収納になりますので、メーカーや家具屋の既製品よりも価格は高く、納期も長くなることもあります。
キッチンカウンターの収納方法
■ショーケース収納
キッチンカウンター上の見せる収納!ガラス製のショーケースはおしゃれなカフェやショップのようでかわいいですよね。ディスプレイの要素を含むので収納量は物足りませんが、オシャレな空間になります。塩コショウなどの調味料やジャムなど、食事中にちょっと欲しいものを収納するのにおすすめです。
■引き戸カウンター上収納
キッチンカウンター上の隠す収納!dinosの水ハネ対応引き戸カウンター上収納庫。水ハネに強い素材を使ったカウンター上収納庫です。コーヒーやパン、調味料などの置き場に便利な引き戸ストッカーで、水や汚れに強い、清潔感のあるホワイト光沢仕様。戸を閉めておけば中身が見えません。
■コの字ラック 収納
キッチンカウンター上の見せる収納!山崎実業のtower キッチンスチール コの字ラック。シンプルなコの字のラックで、スタッキングや横並び使用で収納力アップ、便利で丈夫なキッチンスチール棚です。散らかりがちなキッチン棚を省スペースで有効利用でき、スパイス類やキャニスターなど小物雑貨からマグやお皿も収納可能です。
■ケース収納
キッチンカウンターの隠す収納!ケース収納は、出し入れしやすく、細かいものも一つのケースにしまうことができ、すっきりとした印象になります。また、透けない素材ならより中を隠すことができ、急な来客の際にも慌てなくてすみます。フタありタイプだと、生活感を無くせます。フタなしタイプは、出し入れのしやすさが抜群で、サッと入れるだけで収納ができます。無印良品のボックスはサイズや色のバリエーションが豊富にあり、収納スペースや用途に合わせて組み合わせができおすすめです。
キッチンカウンターのあったら便利な機能
1.コンセント
キッチンカウンター、は調理家電を収納することが多いと思います。キッチンカウンター本体にコンセントが付いていたら便利ですよね。調理家電を収納する近くにコンセントを設置すれば、コンセントのコードが見えなくなり、スッキリします。コンセントの付ける位置をあらかじめ確認、決めておきましょう!
2.スライドトレー
スライド式なので調理家電の開閉や操作をしやすく、調理家電から発する熱や水蒸気を逃がすことができ収納の内部が劣化しにくいです。また、普段調理家電を使用しない時は収納できますので、通路の妨げにもならず、省スペースで収納ができます。
3.作業スライドカウンター
スライド式カウンターがあれば、作業時に引き出せばスペースが増えます。また、普段使用しない時は収納できますので作業スペースを増やしたい方におすすめです。また、トースターや調理家電の下に置くだけで、家事効率がアップするレンジ置き台も。
ウォールキャビネットの選び方について
1.メーカーの既製品
システムキッチンやキッチンカウンターと揃えたいならたメーカーの既製品がおすすめ。システムキッチンやキッチンカウンターと揃えれば統一感のある空間にできます。メーカー製の場合、扉や色、引き出しなどバリュエーションが豊富で、価格はグレードによって変わってきます。
2.家具屋の家具
キッチンカウンターと揃えるなら家具屋など市販のウォールキャビネットがおすすめ。また、既製品なので、オーダーや造作収納より価格は安く抑えられることが多いです。
3.オーダーや造作収納
サイズや色、引き出しなどをこだわりたい方はオーダーや造作収納がおすすめ。既製品だサイズがきまっていたりしますが、オーダーや造作収納だとミリ単位で合わせることができます。オーダーや造作収納になりますので、メーカーや家具屋の既製品よりも価格は高く、納期も長くなることもあります。
ウォールキャビネットの収納方法
■ケース収納(取っ手付き/フタ付き)
ウォールキャビネットは高い位置に取り付けるため、手が届きにくいので、取り出しやすく、戻しやすい取っ手付きケースを活用することがおすすめです。また、フタ付きのケースにすることで、2段収納ができ収納量がアップし、フタがあることでほこりがつきにくいです。さらに、ラベルを付けることもおすすめで、一目で何が入っているか分かります。不動技研の吊り戸棚ボック(キッチン収納ケース ストックハンドルボックス)は、ハンドル付で出し入れがラクにでき、後部の傾斜で狭い棚でも引き出しやすく、側面には、両手で持てる取手穴付です。
■ブックスタンド収納
ブックスタンドは、お皿を種類ごとに立てて収納できるので、使う際の取り出しも楽チンで戸棚の中にまとまりが出て見た目もすっきりと収まります。ブックスタンドは、取り出しやすいように浅めにすることがおすすめです。
■吊り下げラック収納
調味料や小皿、ラップなどの使用頻度が高いものを吊り下げて収納します。ウォールキャビネット下のスペースを有効活用できるのでおすすめです。ニトリのフック付き吊り戸棚バスケットは、吊り戸棚に差し込むだけのカンタン取り付けで、2本の幅広フックは後ろと両サイドに取り付け可能です。山崎実業のtower 戸棚下調味料フックは、調味料やキャニスターを収納できる、調味料ラックです。今まで何も無かった戸棚下が「見せる収納」としてお使いいただけます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。使いやすく、暮らしに合ったキッチンが見つかりますように!
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