ブログ
ホームのメンテナンスにお伺いしてきました。
「家具から始める家づくり」リーフの猪倉です。
今日は、朝からホームのお客様のメンテナンスにお伺いしてきました。
昨年の10月にお引渡しさせて頂いた、和泉市はつが野のY様邸です。
リーフオリジナルモデル第1号として、高気密高断熱通気工法にチャレンジ。
建物の隙間を表すC値(小さいほうが良い)の実測や断熱性能を表すUa値(小さい方が良い)計算も行った初めてのモデルです。
C値は0.26c㎡、1を切れば高気密住宅と言われる中でもかなり良い性能。
Ua値は0.56W/㎡k、ZEH(ゼロエネルギー住宅)基準の0.6を下回り、HEAT20G1グレードレベルです。
リーフオリジナル仕様として、高気密高断熱+シャルドネのインテリアを統合しています。
ただ、すべて盛り込むとかなりの予算オーバーになるので室内建具などは建材メーカーの既製品を使用してコストの調整を行いました。
さて、高気密住宅で内装に自然素材を使うとなると、人工建材よりもいろいろなことが起きます。
塗り壁などは入隅やアール開口部のボードジョイント部等はどうしてもクラックが入りがちです。
しかし、手軽にタッチアップでメンテナンスできるのも塗り壁の良さ。
天然木オイル仕上のフローリングも2階のパインの部分が何か所かクラックが。
無垢フローリングはどうしてもクラックや継ぎ目の隙間が収縮したりしがち。
大手のハウスメーカーさんなどはクレームになるのを避けられたり、床暖房推奨のところが多いのでベニヤ板が下地の複合フローリングが多いのです。
ただ、オイル仕上の利点はクラックが入ってもパテ埋めの後ペーパーを掛けて研磨できること。
これでもう何処にクラックがあったかわからなくなります。
研磨の後はオイルを再塗布するので水もはじいてくれます。
同じ天然木のフローリングでもウレタン仕上のものならサンドペーパーはかけれないので、大変。
傷やクラック、収縮が行ったとしても、修復が可能なので私たちはオイル仕上の天然木無垢のフローリングを推奨しています。
ただ、万人受けしないのも事実。
材料決めの際は十分にお客様にそもメリットデメリットをご説明しておく必要があります。
朝からお伺いしていたY様邸、思ったよりスムーズに作業が進み、お昼前には終えることができました。
Y様、ありがとうございました!
******************************
*:..。o○ 家具から始める家づくり ○o。..:*
株式会社 リーフ 代表取締役 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
Facebook https://www.facebook.com/atsushi.ikura
株式会社リーフ
(シャルドネ大阪南港・アールプラスハウス大阪南港)
1級建築士事務所 大阪府知事(ロ)第22510号
宅地建物取引業 大阪府知事(1)第56790号
建設業 大阪府知事(般-25)第140355号
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10ATCビルITM棟5階
TEL 06(6613)6311 FAX 06(6613)6313
******************************