ブログ

オーダーキッチンあれこれ シゲル工業のファンクションシンク



 
今年のゴールデンウィークは入店されるお客様はさほど多くはないものの、これから新築やリフォームを計画され、キッチンを検討している方々が何件か来店された。
弊社の入居しているATC(アジア太平洋センター)の9階にはIHPC(輸入住宅促進センター)があり、そちらに建材を見に来られたついでに当店を見つけて頂いて、というパターンが多いのだ。
そんなお客様の一人に、当店が昨年夏に開発した新モデルのキッチンを大変気に入っていただけた方がいらした。
 

 
オーク材のキャビネットにステンレスのシンク一体型天板を組み合わせたこのキッチン。
実はデザインしたのは私ではなく、当店の女性スタッフグループ(主婦チーム)。
アイアン脚で本体を少し浮かしたデザイン。
長めのアイアンハンドル。
バックキャビネットは同じくオークの本体にウォールナットの取っ手をあしらっている。
バックキャビネットの高さも一般的なモノより少し高くして収納量を高めている。
内部は国内工場の特徴を生かして一部桐引き出し。
私では考えつかないような組み合わせを女子スタッフ2人で相談して作り上げてくれた。
ステンレスのシンクもスタイリッシュなデザインのものを見つけてきてくれた。

 
ステンレスシンクというものは通常はプレス加工して作る。
板金加工の方がデザイン的には自由度が効き、エッジの立ったデザインのシンクなども可能なのだが価格がプレスの数倍はする。
今回このキッチンで採用したシンクは新しく開発されたステンレス素材と、メーカー技術の向上により、今までは80R(半径80㎜)のカーブが限界だったプレスシンクを、15Rまで減らすことができ、その結果、板金加工のオーダーシンク並みのデザインが実現した優れものである。
このシンクのデザインもが気に入っていただき、連休明けにお見積もりに現地調査に行くことになった。
開発チームのスタッフに感謝感謝である。
 

 
で、ようやく本題なのだが、この新モデルに使用していたシゲル工業のステンレスシンクに、新しい機能を付加した新商品が発表された。
その名も「スリーファンクションシンク 3Fシンク」
なにやら、某キッチンメーカーが出して、一世を風靡したシンクの名称と似ている気もするがそれはおいといて・・・
シンクの中に2本のレールを設置し、まな板、水切りかご、調理プレートなどが立体的に使える大変な優れもの。
ファンクションシンクの説明動画がこれ
先ほどの某キッチンメーカーさんにあるように、キッチンの機器(シンクや水栓金具、レンジフードなど)はキッチンメーカーが主導で開発した場合、機器のみを販売してくれず、お客様がどうしてもその機器が良いというときは、本体ごとのそこのキッチンメーカーでお願いしないと出来なくなることが多い。
○○シンクや○○○○フードなど、機器の囲い込み戦略(私が勝手に命名)するキッチンメーカーは結構多くて、キッチン提案するときに苦労することの一つだ。
そんな中、ステンレス天板のトップメーカーであるシゲル工業さんがオープンにこのような機能性シンクを発表してくれたことは素直に評価したい。
今後は当社でもこのシンク搭載のキッチンが人気が出てきそうな気がする。
新商品の情報には常にアンテナを張っておく必要がある。
 
当店のキッチンの施工事例はこちら。
住宅施工事例内にも多くのキッチンが紹介されています。
******************************
*:..。o○ 家具から始める家づくり ○o。..:*
株式会社 リーフ 代表取締役 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
Facebook(友達申請はお気軽に^^)
https://www.facebook.com/atsushi.ikura
株式会社リーフ(シャルドネ大阪南港)
1級建築士事務所 大阪府知事(ロ)第22510号
宅地建物取引業  大阪府知事(1)第56790号
建設業      大阪府知事(般-25)第140355号
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10ATCビルITM棟5階
TEL 06(6613)6311 FAX 06(6613)6313
******************************