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天然木家具にこだわる訳


「家具から始める家づくり」リーフの猪倉です。

先日書いていたブログ「天然木家具って」の続きを書こうをして、なかなか時間が取れずにいます。

近日中にアップしたいと思い、前回書いていたブログを自分で読み返していました。

読んでみると、自分で書いておきながら肝心なことが抜けていることに気が付きました。

それは「なぜ天然木家具にこだわっているか」ということです。

 

なぜ天然木にこだわるのか

天然木オイル仕上のウォールナットで作った、家具、キッチン、フローリング

 

「天然木無垢板」であろうが「天然木突板」であろうが、あるいは「プリント化粧板」であろうが、TPOをわきまえて使うにはそれ自体に優劣はありません。

「私たちの家具は天然木にこだわっていて、扉や天板は天然木無垢板、内部もプリント化粧板は使わず天然木突板を使用しています!」

と言っても

「だからどうなの?」

なんです。

これらのこだわりはある目的を達成するための手段であって、「天然木」にこだわること自体は目的ではないのですね。

それを使っていただく方々にお伝えするのが一番大切なのでした。

 

まるで山の中にいるかのように深呼吸できる

 

私たちが手掛ける住宅においても同じことが言えるのですが、住環境にとって大切なのはその空間に占める「空気」です。

「断熱」は空気の快適な温度を守ってくれます。

「気密」と「計画換気」は空気の不要な移動を防いでくれます。

そして、もう一つは「空気の旨さ」

ハイキングなどで森林に行ったとき、思わず深呼吸された経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

マイナスイオンに満ちた、新鮮な空気は人の心をリフレッシュし、癒してくれます。

それは住宅の室内や、家具の内部においても同じこと。

最近はシックハウス対策で化学物質の仕様はかなり制限されるようになりましたがそれでも「微量ながら使っている」のです。

身にまとう衣類、体内に入る食物を載せる食器棚なども室内空間と同じ。

食品の添加物にはかなり気を付かうようにはなっても、肝心の食器を収納する家具のつくりも気を使いたい、というのが私たちが天然木にこだわる理由です。

せっかく断熱や気密にこだわるのなら空気の質自体にもこだわりたい。

オイル仕上で作られた天然木の家具やキッチンをお部屋の中に置くと、本当に木の良い香りがします。

そういう空間で次代を担う子供たちにもすくすくと育ってほしい。

そういう願いがあるからこその「天然木家具へのこだわり」なのでした。

ということで、続きを早く書かねば・・・

 

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株式会社 リーフ 代表取締役 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
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株式会社リーフ
(シャルドネ大阪南港・アールプラスハウス大阪南港)
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