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リネンカーテンの現場採寸


「家具から始める家づくり」リーフの猪倉です。
今回はカーテンのお話。
当社で扱って1年ほどになるリネンカーテン「Lif/Lin」(リフリン)
徐々に知名度が浸透したのか最近お問い合わせやご来店が増えてきました。
2世帯同居住宅のご自分たちのフロア全窓にリフリンを採用していただいた泉大津市のK様。
今日は現場採寸にお伺いしてきました。
リフリンはリネン100%のカーテン。
天然の麻ならではの優しさが魅力です。
ただ、100%麻ゆえに収縮や防炎の対策も必要。
通常のカーテンの採寸に加えてちょっとした知識が必要となります。

現場はちょうどクロス職人さんが入っていて、壁紙が貼られている真っ最中。
この段階だと、まだ石膏ボードのビス跡が視認できるので、ボード裏の柱や間柱の位置が確認できます。
この現場ではあらかじめカーテンレール用の下地を上枠上部に入れて頂いていたので心配はないのですが、たまに入れていない場合だと、柱や間柱を狙ってカーテンレールのビスを取付ける必要がありますのでこの段階で確認します。

枠の色もこの現場は部屋によって3色使い分けておられるので、カーテンレールやふさかけの色を合わせるため、記録していきます。
窓の幅や高さを採寸し、カーテンレールの長さを決めて、カーテン本体の寸法を出していくわけですが、ここでリネンカーテンならではの注意点が。
リネンカーテンは水洗いしたときの収縮率が大きく(10%から15%ぐらい)、掃き出し窓など床までの高さちょうどに作ってしまうと、何度か洗濯されるうちにカーテンが縮み、床との間に大きな隙間が空いてしまいます。
それを見越して、最初は床に擦れてしまいますがあえて大きく作ってしまう方法もあります。

もしくは「切り返し」といって、収縮したときは違う柄の裾に縫い付け、リメイクして使う方法も。

いずれにしても、多少の寸法の差異はおおらかにとらえて、リネン本来の素材感を楽しむのがコツです(^^)

さて、そんな人気のリネンカーテン「Lif/Lin」。
普段はお店でもヘッダーサンプルや見本帳だけなのですが、今回全種類の縫製サンプル、それも高さ2mのたっぷりとしたもの!をお借りし、実際の仕立てに近い状態でじっくり見て頂けるフェアを開催いたします。
期間は7月29日の土曜日から8月28日の月曜日まで。
夏休みの合間に、是非ご覧にお越しくださいね。

リフリンフェア 当社のWEBサイトでの告知
リフリンさんのWEBサイトでもご紹介いただいています!
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株式会社 リーフ 代表取締役 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
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株式会社リーフ(シャルドネ大阪南港)
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