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blogスタッフが現場から日々更新

キッチン開発秘話②

「家具から始める家づくり」リーフの猪倉です。

昨日のキッチン開発秘話の続き。

当時、同じグループの中でキッチンの開発経験があるのは自分だけ。

思わぬところで設計事務所時代の経験が役に立ちました。

当時は、シャルドネよりも先行してオーダーキッチンを製作しているインテリア出府が何社かあり、専攻している商品の研究をしたり、実際に店頭で接客を受けてみたりして徐々に形が出来上がってきました。

今でこそ、人工大理石やステンレス天板のバリエーションもありますが、スタート当初はタイル天板が基本。

ちょうど、キッチン用の防汚防カビ性能に優れた専用目地材も登場していたので良いタイミングでした。

今まで置き家具を中心に事業をしていたのが、キッチンを扱うようになって新たな事業領域となりました。

何が一番変わったかというと、置き家具の場合は基本、建物が完成してから納品するもの。もちろん、インテリアコーディネートなどは設計中に検討される場合もありますが、建築に固定する造作家具以外は「出来上がった室内」に対して「入るか入らないか」が検討の基本になります。

対してキッチンは、設計途中で決めておかないといけません。特に、設備関係の位置、給湯管給水管であったり、排水管であったり、コンセントの位置やレンジフードのダクトの位置など。様々な寸法関係が着工までに決まっていないと建築工事自体に支障をきたしてしまいます。

ということは、キッチンを扱うには建築関係の知識が必須。

現場で監督さんや大工さんと打合せする事も多く、対等に話すにはそれなりの経験がないと信頼すらしてもらえないのです。

しかし逆に言えば、これが参入障壁となり、独自性を保つには良いハードルとなりました。

特に、キッチン導入当初は全国のシャルドネ店の中で本店に次いで我々の店のみが取り扱いをしていました。

反響は大きく、なんと香川県の高松市や愛媛県の松山市からもお問い合わせがあり、メールや電話でやり取りしながら無事取付まで行ったこともありました。

また、キッチンに大きな確率でついてくるバックキャビネットもほとんどが、造作家具。

電源の位置や取付用の桟木位置などもあらかじめ建築現場で監督さん、大工さんと打合せしていかねばなりません。

しかし、この経験がスタッフを大きく育て、お客様の要望に応じて一つ一つ図面を作成し、オリジナルのオーダー家具を作っていくというスキルも鍛えられたのです。

また、実際にキッチンを取付工事するスタッフは、住宅工事現場での仕事の進み方。現場監督、大工さんをはじめとする職人さんたちとのコミュニケーションの取り方。何がどのタイミングで必要なのかを学ぶ大変良い機会となりました。

キッチンの取り付け現場に通っていたスタッフは後に住宅の営業もできるようになり、自社請負に当社が進んだ時も工程の把握もできるようになりました。

そう考えれば、今の弊社の「家具から始める家づくり」の考え方も、このキッチンとのかかわりがあって初めて

育まれてきたものだと思います。

今まで100件を超えるキッチンを納めてきて、同じ数だけお客様の喜ぶ顔を見ることができました。

建築の知識むスキルもある弊社だからこそできるオーダーキッチンやオーダー家具。これはやはり我々の強みであり、独自性であり、顔でもあると思います。

今の自分の夢は、大きく分けると3つあるのですが、そのうちの一つが、集客力のある大規模商業施設の中で、オーダーキッチンやオーダー家具を核とし、それとコーディネートできる置き家具を配置したインテリアショップの出店です。

キッチン、家具だけでなく、それを楽しく使いこなすためのキッチン雑貨やリビング雑貨も並び、リフォームやリノベーション、新築の案内もできる、「オーダーキッチンを核とした家具から始める家づくりショップ」です。

実は、昨年、ひそかに何か所か出店候補地を見て歩いていました。いつかは、必ず実現したいと考えています。

 

カウンター付きのアイランドキッチン

 

スタート当初はほとんどが木縁タイルトップだった

 

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*:..。o○ 家具から始める家づくり ○o。..:*
株式会社 リーフ 代表取締役 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
Facebook https://www.facebook.com/atsushi.ikura
株式会社リーフ
(シャルドネ大阪南港・アールプラスハウス大阪南港)
1級建築士事務所 大阪府知事(ロ)第22510号
宅地建物取引業  大阪府知事(1)第56790号
建設業      大阪府知事(般-25)第140355号
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10ATCビルITM棟5階
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