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モールテックス施工講習会に参加してきました。



 
家具から始める家づくり、リーフの猪倉です。
本日はある新素材の施工講習に神戸まで行ってきました。
新素材とはベルギーのBEAL社製の左官材料であるモールテックス。
販売代理店のオフィスTAKAHATAのホームページによると


モールテックスとは「MORTEX®」は、セメントを含む特殊建材を製造しているベルギーのメーカーBEAL社が開発した左官塗材です。水を通さない薄く強靭な仕上げ層をつくることができ、優れた機能性と高い意匠性を合わせ持っています。屋内外の使用を問わず、表面を美しく化粧されたコンクリートや「タデラクト」のような鉱物性の表情を、お作りになる浴室、床、キッチン、家具、什器に与えます。無限の調色が可能で、あらゆる形へ塗付けられます。


とのこと。
何度か写真で見ることは合って興味を持っていたのですが、神戸で講習があるという事で、いつも弊社の手がける新築やリフォーム工事で左官工事をお願いしている職人さんと参加する事にしました。
 

 
講習会場は北野坂を異人館の方へ登ったあたり。
学生の頃、ゼミの先生と「はしご酒」した思い出な地。
当時と街並みもあまり変わってません。
講習は6人の少人数制。
素材の特性や配合などの基礎知識から座学のスタート。
 

 
昼食をはさんで午後からは実習。
自分たちで原料を配合し練り合わせて実際に塗っていきます。
コテの使い方に参加者それぞれ癖もあり見てるだけでもなかなか面白い(^ ^)
 

 
重ね塗りの後にはサンダーで研磨。
ざらついていた面がスベスベになり、コンクリートのような結晶質が見えて来ます。
最初に塗った時のコテムラも綺麗に出ていました。
 

 
最後に汚れ防止の仕上げ材塗布。
びっくりしたのが普段から我々が天然木の家具のメンテナンスで使っているのと同じ物が多かった事。
蜜蝋ワックスに植物性オイル、石鹸などを使用していました。
これらを使う事で経年変化を楽しむように使い込めるとのこと。
私達の扱う家具キッチンと同じでした。
 
 

 
コテむらや塗りムラも、大量生産品にはない、一品モノの特徴と思えば、天然木の木目や節と通ずるところもあります。
参加する前とは少し見方が変わりました。
講習が終わり、近くにあった神戸のコーヒーの名店、にしむら珈琲さんへ。
こちらも、学生時代から変わらない佇まい。
久しぶりに神戸らしいお店で寛がせて頂きました(^ ^)
 
 
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*:..。o○ 家具から始める家づくり ○o。..:*
株式会社 リーフ 代表取締役 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
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株式会社リーフ(シャルドネ大阪南港)
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