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北の国から家具便り



6月21日より北海道旭川市でIFDA(国際家具デザインフェア旭川)2017が開催されます。
ほぼ1日だけのタイトな日程ですが20数年ぶりに視察に行ってきます。
旭川は実は少し縁のある町。
高校3年生で大学受験を控えていた頃、いとこが旭川の医科大学に在学中で、
「受験がてらスキーにおいでよ」
と誘われていました。
当時は国立大学がまだ1期、2期と2階受験のチャンスがあったころだったので、1期の受験で本命の建築学科のある大学に合格した私は腕試しといとこのスキーの誘惑に負け(^^;
当時の飛行機の割引制度「スカイメイト」を利用し、伊丹空港から千歳空港へスキー板を担いで移動しました。
札幌から旭川駅に汽車で到着し、改札口をでると、大学受験生向けに合格電報を打つアルバイトの学生が同じ汽車で到着した受験生に営業の声を掛けています。
しかし、私にはついに声は掛からなかったのでした。(スキー板担いでいるから当然ですね)
いとこにピックアップしてもらった私は2日間の受験を無事終えて、大雪山や十勝岳でのスキー、初めてのジンギスカンと生ビールのうまさに感動し、はじめてのスナック体験でウィスキーのロックをのんでも酔いつぶれない自分の強さに感動していました(^^)

大雪山黒岳スキー場

時は過ぎ、実家の家具店に入ってからは、家具の仕入れに旭川に何度か赴きました。北海道産の重厚な楢材で造られた民芸風の家具や、当時のインテリア業界では最先端を進んでいたインテリアセンター(カンディハウス)などを見て回り、何点かは当時の自分の家具店でも展示をしていました。
ちなみに、現在自宅で使っているカップボードは当時、旭川の工場から仕入れた楢材の製品。
30年近くたっても、蝶番を交換した位で本体は全然どうもありません。
いまの会社を設立した頃からはしばらく北海道のメーカーさんたちとは縁がない状態が続いていました。
しかし、今後、自分たちの目指す家具作りを実現するためには、様々な産地の状況やそこで作られている製品、またなによりもそれらを手掛けている人たちを知らなければならないと思いました。

久しぶりの旭川訪問、今から楽しみです。
またこちらのブログでもご紹介させていただきます。

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*:..。o○ 家具から始める家づくり ○o。..:*
株式会社 リーフ 代表取締役 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
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株式会社リーフ(シャルドネ大阪南港)
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