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blogスタッフが現場から日々更新

引き継ぐもの 繋ぐもの

プライベートなお話です。

 

私の父方は亡くなった父親を含めて2男4女の6人兄弟だった。

長女、長男(私の父親)、次女、三女、四女、次男の6人である。

このうち長男である父と次男である叔父はすでに亡くなっていて、残る4人の叔母たちとは法事などの機会がない限りなかなか会うことも無かった。

1年半ほど前、次女に当たる叔母から、自宅のリフォームを依頼され、打ち合わせや工事で、1か月ほど頻繁に会う機会があった。その時に、少し厄介な病気にかかっているとの話があったが、見た目は至って元気だった。

一昨日、お客様と打ち合わせ中に、いとこから携帯に電話があった。その叔母が亡くなったという話だった。「厄介な病気」とは日本でも患者数が8300人と言われるALS(筋萎縮性側索硬化症)だった。

昨日のお通夜、本日の葬儀に参列してきた。

 

最近は親戚が集る機会が減ったが、こういう機会で集まると、繋がりを感じる。

私の祖父と祖母から発生したそれぞれのつながりがいろいろなドラマを経て色々な家に分派している。

普段は感じることがないが、同じ血を分け合っている人々がこれだけ多くいるということに命の不思議さを感じる。

繋いでいく、ということ自体がとても尊いものに思われる。

 

私の父親や叔父、叔母達は子供時代のころ、戦争を経験した世代だ。

戦争末期、大阪から和歌山の串本に疎開していた叔母たちからは、米軍による艦砲射撃や戦闘機の機銃掃射の怖さをよく聞いた。

父親は小学校の卒業式の為に大阪に残っていたが、その卒業式の前夜、大阪大空襲に見舞われた。

なにか、偶然がひとつでも重なっていたら叔母たちも私もこの世に存在していなかっただろう。

 

 

葬儀のあと、仕事の打ち合わせで奈良の橿原まで足を運んだ。

少し時間があったので、橿原神宮を参拝した。

神話時代の期間もあるが2677年もの歴史のあるお社。

初夏の晴れ渡る青空の下で静かな空気の神宮にいると自分と親とのつながりも、自分と叔母たちとのつながりも、一本の大きな流れのなかに収斂していくような気がした。

そういえば今日は6月5日だった。

明日が父親の命日だ。

叔母も父親と一緒になって次に続く私たちの流れを見守ってくれているのだろう。

私が引き継ぎ、繋ぐものは何だろうか。

それは生きている意味や使命にもつながると思う。

そして、いま取り組んでいる仕事にも。

使命感を持って、人生の意味目的とつながる、連続性のある仕事をしていきたいと改めて思う。

 

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株式会社 リーフ 代表取締役 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
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