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家具産地としての飛騨高山

オークビレッジ

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5月23日~24日の二日間、家具産地、飛騨高山へ研修旅行に行ってきた。

自分自身は今まで何度も行ったことがあるが、スタッフをほぼ全員連れて行くのは始めて。

実際に、どんな場所でどんな人がどんな思いをもって家具を作っているのかを知ることは、それを扱う人間にとって必須だと思う。

モノはヒトが作る限り、その思いが込められていると思う。

その気持ちを知ることが、本当にその家具の良さをお客様に伝えていくためには大切だ。

 

キタニ

 

今回は何社もの家具工場を見て回ったが、総じてデザインに対してのこだわりがどことも感じられた。

ショールームも、他の産地ではただ倉庫に並べているだけという場合も多いが、高山では建築としてもかなりレベルの高いショールームが多くみられる。

企業として、財務体力がしっかりと整っていないともちろんそんな設備投資もできないわけで、現在の厳しい経済状況にあっても、しっかりと高品質で高級価格帯の家具を作り続けられているということに感心させられる。

 

キタニ

キタニ

 

また、デザインの傾向をみても、北欧テイストのものが大変に多い。

これは飛騨高山の家具の源流が「曲木」の技術によってもたらされ、その曲木のデザインを生かした家具がスタートであったことと大きな関係があるように思う。

曲木で作られた家具は軽くて丈夫であり、「線の細い」デザインを作ることが可能。

また、「飛騨の匠」の伝統は脈々と家具にも引き継がれているように思う。

困難なデザインに出会いそれをカタチにすることに情熱を燃やす「職人魂」

今回の旅行で出会ったあるメーカーの社長(であり、デザイナー)は

「製作がむつかしそうなデザイン画を見るとやる気が出るんです」

と笑っていた。

 

飛騨産業

飛騨産業

 

色々な家具産地を見に行くが、なかには往時の賑わいが影をひそめ、ひっそりとしているとことも少なくない。

大概の産地には工業組合があるが、そこの加盟社数も、最盛期に比べれば激減しているところが多い。

しかし、高山の場合はそんなに大きな減少はないように見られる。

なぜだろう。

 

経営の勉強をしていて最近常に思うのが、「経営理念」の大切さだ。

会社経営は経済活動である以上、売上利益を目指すのはある意味当たり前のこと。

しかし、売上利益は結果であって、目的ではない。

達成すべき経営理念があって、その結果、お客様や社会の支持を得た証として売上利益が発生する。

 

今回高山の各社を見て回って感じたことはその「経営理念」に通じるものがたくさんあったことだ。

 

使命感

プライド

誇り

チャレンジ精神

 

その昔、「飛騨の匠」と呼ばれた職人(多くは木造建築)は、限られた期間の中で大きな国家的プロジェクトをいくつも完成させていった。

きっとその中には、未知の工法や、デザイン、コストとの両立など、現代にも通じる様々な困難があったのだと思う。

それを創意工夫と職人としてのプライドをかけて克服することで、今にも伝えられる名を遺したのでと思う。

そしてそれは、家具産地としての飛騨高山にも脈々と引き継がれている。

そう感じた、2日間だった。

 

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*:..。o○ 家具から始める家づくり ○o。..:*
株式会社 リーフ 代表取締役 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
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株式会社リーフ(シャルドネ大阪南港)
1級建築士事務所 大阪府知事(ロ)第22510号
宅地建物取引業  大阪府知事(1)第56790号
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