ブログ

2017年の抱負


2017年の抱負

2017年、平成も29年となりました。
創業者の祖父が事業を始めてから68年。
私がリーフを設立してしてから17年目を迎えます。
年始にあたりあらためて今年の抱負と目標を考えてみました。
blog20170107_3
 

2017年の仕事観

私が人生の師と仰ぐ方の言葉。
「人間が自分のためだけに生きているのであれば、これほど空しいことはない。」
人の命は有限です。
自分の為だけに生きていればどんなに頑張っても死ねばすべて無に帰してしまいます。
しかし他者の幸せのために生きる(利他で生きる)なら自分の行いは連綿と次の世代に引き継がれます。
自分の体が消え去っても未来を作ることができす。
私は仕事もそのようなものであると考えます。
ただ、他者の幸せといっても自分の一番身近な人からできないと意味がありません。
親や配偶者、子供たち、家族であったり、会社のスタッフであったり、
お客さまであったり、お取引先であったり、社会であったり
ちょっと神がかって聞こえるかもしれませんが天(宇宙の意志)であったり
スタッフ良し、お客様良し、仕入先様良し、世間良し
いわば4方良しの精神です。
リーフの2017年は、4方よし(利他の心)を仕事観とします。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 

 2017年のイノベーション

イノベーションが問われる現代。
私たちはそれを自分の事業理念を考えつくすことでしか生まれないと考えます。
イノベーションはすでに持っているもの(商品や技術、一番大切な人財といった資産)を
お客様の(ここでいうお客さまは購入者であったり、まだ見ぬ悩みを抱えている人であったり)
問題解決のために組み立て直していくことだととらえます。
いたずらに新たな部門分野に手を伸ばすのではなく、
我々がすでに持っているものを再構築(リストラクチャリング=本来の意味のリストラ)していきます。
今年は理念をより深く追求し、自分に対する問いを立てることでイノベーションを生み出す。
そのためにこれから述べる理念を考えて考えて考えつくします。
リーフの2017年は、理念を考えつくしてイノベーションを生み出します。
blog20170107_6
 

2017年の事業理念

エネルギー資源の状況、ヒートショックによる死亡者が交通事故によるそれの約3倍という日本の現在の住宅事情にとって、住宅の断熱性向上はもはや必須となってきました。
それに加えて私たちは自然素材のインテリアや天然木の家具キッチンをコーディネート提案することで、食物よりも一番体内に取り込まれる「室内の空気環境」や、見て触って嗅いで気持ち良い「居心地の良さ」にこだわります。
車の購入を考えるときに、燃費の確認をほとんどの方がするように、住宅もようやくイメージだけの高性能でなく、Ua値やC値といった数値で確認することが求められる時代になってきました。
「数値で確認できる高性能」はいわば「シェルター」としての住宅の役割を満たすもの。
「室内の居心地の良さ」は家族が集い、子供たちが育つ「ホーム」としての役割を満たします。
この両者を満足させることが家具からスタートし、住宅の経験も積んだ私たちだからこそできることだと考えます。
心と体の安全安心な住いとして昨年10月、和泉市はつが野に完成した「Leaf Style」の住宅。
「真冬なのに、エアコン稼働している日がほとんどない」
とのお客様の声をいただいてます。
C値0.26c㎡/㎡、Ua値0.56Kwh/㎡の数値で裏打ちされた高性能住宅です。
床材には天然木のオイル仕上の無垢板を使い、壁天井は珪藻土仕上で空気環境も大変きれいです。
もちろん、天然木キッチンも設置されています。
こちらでは、この2月に見学会を開催させていただきます。
現在、藤井寺市野中で手掛けている2棟目の「Leaf Style」もこの3月に完成し、見学会を開催します。
こちらは、高気密高断熱に加え、「耐震等級3」の性能も付加。
加えて自然素材の内装と天然木キッチンが入ります。
この「はつが野の家」「野中の家」を今後の私たちリーフの提案する住まいとし、
大阪において唯一、
「高性能+自然素材+インテリアコーディネート」の空間屋(スペースコーディネーター)
としてのポジションを確立します。
新築だけでなく、すでに現在の住まいに住まわれている方にも、リフォームでの提案を通して。
ハウスメーカーさんで家を建てられる方にも、キッチンや家具といったインテリアの提案を通して。
家具の購入をお考えの方にも、将来、買い取らせていただいて、メンテナンスのできる天然木オイル仕上の家具を提供することで、次世代に「つながる」サスティナブルな家具作りをいたします。
私たちの活動が広がることで、良質なストックとしての住宅が増え、良質なストックとしての家具が増え
「シェルター」と「ホーム」の役割を備えたお家の中で、ご家族が集い、子供たちが育っていく。
そんなご家庭が増えれば日本は今よりもっと良くなっていくと確信します。
私たちの事業理念、意義目的は
「心と体に優しい住空間をインテリアから考える家づくりによって実現し、幸せな家庭が増え、日本が変わる」
ことです。
リーフの2017年は、「インテリアで日本を変える!」を事業理念とします。
blog20170107_5
 

2017年のビジョン

私たちの世界は発展すればするほど終局に向かう活動を行ってきました。
活動すればするほど、将来につながる活動に変革していく義務が現在の今を生きる私たちにあります。
周りに目をむければそういう視点で活動されている企業もたくさんでてきました。
健康で安全で安心、そして限りある資源を枯渇させるのではなく、循環できる仕組みを。
それは今現在私たちが手掛けている「住」分野にとどまらす、「衣」や「食」さらには農業、林業、水産業、教育、介護に分野にまで及ぶと考えています。
サスティナブルで心も体も健康で安全で安心な「衣食住」を提案提供できる場を「リーフビレッジ」と名付け、そこに志をともにする人々が集まる。
そういう方々とも協業し、リーフビレッジを作るためのスタートの年にします。
そんなビジョンを私たちはもっています。
ビジョンは言葉にして表明することでその実現への第一歩がスタートします。
言霊の力です。
リーフの2017年は、「リーフビレッジ」の構想を煮詰めることでビジョンを明確にしていきます。
 
 

2017年、この1年間も皆さまよろしくお願いいたします!

 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA